本日の試合結果です。
場所: 東大検見川グラウンド
対戦相手: 東京医科大学
スコア: 3 – 0
得点者: 根本、 村田、 宮下
[試合内容]
春リーグもついに最終節。
順大に馴染みのあるグラウンドで、相手に去年苦い思いをした東京医科大を迎える。
東京医科大と試合する時、実は青いユニフォームで勝利したことは長らくないのである。
しかし、今日の青空よりも、澄んだ青をしていた。
東京医大は、とにかく後ろからボールを蹴り、前線の早いプレスが特徴である。検見川グラウンドではただでさえボールを繋げないので、相手に合わせたフォーメーションとロングフィード対策で、今回も着実に勝利を奪いにかかった。
今回は2人の最年長プレーヤー(25歳)が活躍する。
根本が、山田の正確なCKからのボールに頭で合わせる。彼が飛んだ瞬間、時が止まったようだった、、、。
慣れ親しんだ検見川グラウンドで、最年長としての意地が、矜持が、得点として表れる。そして 村田が相手2.3人を巧みなボールタッチで交わし、強烈な左足でゴールに流し込んだ。今季5得点目。春の得点王に君臨するかもしれない。さらに、もはや順大のお家芸、関根の職人芸から宮下がうまく合わせて3点目。今シーズン、チームの全得点13点のうち5点は関根の一撃からの得点だった。
守備でもメンバーが躍動する。相手のロングフィードからの猛攻を完璧に抑え、シュートも1.2本で終わらせた。金と望月を中心とした気迫のこもった守備体制で、無失点で終えることができた。
終わってみれば3-0。去年東医体で負けた相手に、リベンジを果たすことができたと思う。
最終節を終えて、2024春リーグは準優勝だった。先生からのお言葉にもあったように、今回負けた筑波に勝てなければ東医体の優勝はない。ここをこうしたら勝ってた、ではなく、何度戦っても確実に勝てるような分析やチーム作りを、幹部中心にしていきたい。
春リーグの終わりは、夏の始まりの合図でもある。
澄み切った青空の下に、銀色の風が吹く。
2ヶ月後は、どんな色の季節なんだろう。
新潟の地で、最後まで笑っていられるように、残りの練習を大切にして、みんなで一丸となって闘ってゆく。