本日の試合結果です。
場所: 筑波学院大学Tフィールド
対戦相手: 筑波大学
スコア: 2-3
得点者: 宮下 加藤
大一番は、いつもこのグラウンドで繰り広げられる。相手は首位の筑波大学。全学の蹴球部が5.6名ほどメンバーに入っているとの噂もあるが、我々は今日、その相手に立ち向かうことになった。
試合は早速動き出す。宮下がFKを相手ゴールに沈める。静かに空に掲げた片腕に、彼の今日にかける思いが伝わる。しかし、順調に試合を運んでいたように思えたが、一瞬の隙を突かれて一気に2点を取られてしまう。
また相手FWのスーパーゴールで追加点を決められた。今季初アンカー起用の根本やファイター望月の堅守も垣間見られたが、結局前半を1-3で終えることとなる。負けているとはいえ、悪い展開ではなかったので、良い雰囲気にすることを、皆、心がけていた。
ハーフタイムで、前半の課題を出し合い、後半に臨む。負けていても、我々のやるサッカーは変わらない。後半中盤、久々の先発起用となった木嶋のドリブルが光る。左サイドでボールを受けた木嶋は相手との駆け引きを制し、クロスをあげて、こぼれた先には期待のルーキー、加藤のミドルが炸裂する。
このチームは本当に、上の学年も、下の学年も、全員が躍動するチームだ。その後も果敢な攻撃を展開するが、思い叶わず、笛は終わりをつげ、今シーズン初めての敗北を喫した。
結果が先行する勝負の世界、素直に負けを認めなければならない。だが我々は負けていても、どんなに疲れていても、目指しているサッカーを貫いた。またベンチ、応援含めて全員で戦うことができた。今回挙がった課題や反省をチーム内で共有し、以降の試合に繋げられるようにしたい。
流した汗と涙に、5月の風が吹く。前を向き、また一歩一歩、着実に歩んでいこう。